いやいや、貴方そんなねえ。

こういう趣味のモノは好みの合う誰かがガヤガヤとやってきて、素敵なサムシングな出会いの和が広がっちゃったりしてウハウハですわ!なぁーんて事には絶対になりゃしないなどと言う事は今までの経験で百も二百も承知の助だし、まだまだこの形式で更新してい…

The Cafe Extra-Ordinaire Story/Bobby Jackson

JAZZMANというなんのヒネリもない名前のイギリスのレーベルも、Rare GrooveやDeep Funkが好きな人間にとってはタマラナいレーベルの一つで、レーベルロゴの下に「WE DIG DEEPER」なんて書かれていて、涙ちょちょぎれモノである。イギリス人マジ勤勉。さて今…

TENORMAN/Lawewnce Marable

ドラマーにも色んなタイプがいて、リーダーを名乗って全面的にドンドコやるようなArt Blakeyのような人や、どこのバンドに行っても絶対にその存在が分かってしまう個性的なドラムを叩くBarnerd Pardieのような人が居る一方で、地味に地味にサイドマンに徹す…

Brasswind/Gene Ammons

何から書いたら良いのか。思い入れが強すぎる人だから、ちょっと言葉が無い。そんな人のアルバムが何故未開封で放置されていたかと言うと、最近再発されたからというのもあるけれど、かつてはシカゴのボスと呼ばれ、威風堂々たる容姿(こんな、眼鏡食い込み…

I Am My Brothers Keeper/The Ruffin Brothers

アラまあご兄弟でねえ、スゴイわぁ。という人達である。しかしまあこう言っちゃ何だが、ここのところ発掘音源ばかり聴いていたので、誰だこの人みたいなのばかりだったけれど、この人達はもう何せ経歴がピッカピカ。JimmyとDavidとRuffin兄弟、弟のDavidはTe…

The Jewel In The Lotus/Bennie Maupin

オリジナルのジャケはこんな味気の無いものではなかった筈なのだが、まあそこには文句を言うまい。Bennie Maupin、Herbie HancockのHead Huntersの一員として知られるテナーサックス奏者である。ここいらのジャズというかクロスオーバー系は僕は完全に選り好…

Gaston/Gaston

amazonさんに商品が見当たらないので、今回も画像だけ。余談だが、このアルバムの画像を探そうとGoogle画像検索で「Gaston」と打って検索したところ、ガチムチのそっち系のお兄さん画像が山ほど出てきてちょっとビビった。何か別の意味があるのかもしれない…

That's How Long i'll Be Loving You/Bunny Sigler

ここのところEpicソニーがやたらと気合を入れて、怒涛の勢いで、プロデユーサーチームGamble&Huffが設立したレーベルであるPhiladelphia International Recordsの再発を紙ジャケ仕様で行っている。作りもアナログのアルバムっぽく、中のスリーブまで作成され…

MONTARA/Bobby Hutcherson

Blue Noteというレーベルもまた、ジャズのメインストリームを突っ走った50年代後半〜60年代前半を終えると、60年代後半〜70年代前半にかけてソウル・ジャズ系のアルバムを量産し、DJ達のネタの宝庫状態となるのだが、流石にもうやりつくしちゃった感があるの…

Let Me Be Your Man/Tyrone Ashley's Funky Music Machine

レコード屋、もっと限定して言えば新宿ディスクユニオン・ソウルブルース館の新譜コーナーのポップに、「激レア」だとか「世紀の発掘」だとかの煽り文句が書いてあったら、まず間違いなく買う。勿論、そう言われるくらいだからそのアーティストの事など一切…

Stone Alliance/Stone Alliance

テナーにSteve Grossman、ドラム、パーカッションにDon Alias、ベースにGene Paraという鬼のようなメンツで組まれたバンドで、1976年作。Steve Grossmanという人は、Michael Breckerと並んで大学のジャズ研御用達のテナー奏者である。吹奏上がりで、中学、高…

BAMBOO/村岡実

ちょっと趣を変えて和モノなど。もっともこのアルバムも3曲目「陰と陽」というキラーチューンのおかげでRare Grooveの文脈で語られる一枚。リーダーの村岡実は尺八奏者なので、勿論、民謡や演歌での仕事の方が多いのだけれど、琴や琵琶、和太鼓などで編成さ…

サルベージNo.2

更新が空いたが、まだだ!まだ戦える!ここ最近は音楽の更新をダーっとしてきた訳だけれど、そういえば昔書いた文章に、その更に昔の音楽体験話を書いたモノがあって、戯れにそいつを再掲してみようと思う。従って今日は改行ありで。チト長いけどご勘弁を。2…

SOUL MAKOSSA/AFRIQUE

P-VINE繋がりでもう一枚。というかその気になればP-VINEの再発でこのコーナー全部埋まるくらいなんだけれど、これはP-VINEだから買っちゃいましたというよりは、結構再発を待ちわびた一枚。とか言いつつ買って3年程寝かせた。なんか買うと安心しきってゲーム…

Hugh Brodie And The Real Thing/Hugh Brodie And The Real Thing

P-VINEというレーベルは、おいおいそんなものまで!キリがねえな!という程に飽くなき再発をすることで定評のある国内レーベルだが、これも言わばそんな一枚。ま、P-VINE再発のソウルなりジャズなりってのは名前を知っていようがいまいが「何か」あるものと…

Hootin' ' N Tootin'/Fred Jackson

Nの前の2個のアポストロフィが気になる。フーティン、ンってなんやねん、と。しかしながら、Blue Noteにしても、Prestigeにしてもそうなのだが、エッ!?というような経歴の人がリーダーアルバムを残しているのが非常に興味深い。このFred Jackson、かのロッ…

Coming Out/Floyd Lawson And The Hearts Of Stone

amazonに商品自体がないから、今回も画像だけ。1976年作。再発では、Motown傘下のV.I.P.というレーベルから1970年に出され、グループ名もHearts Of Stoneだった「Stop the World - we wanna get on...」の方が先だったのだが、まさか2ndが存在したとは。内容…

Dernier Message De Lester Young/Lester Young

Dexter Gordon主演の映画「ラウンドミッドナイト」の主人公デイル・ターナーは、アメリカで落ちぶれてフランスはパリで再起を目指すテナーマン。ただ重度のアルコール依存症で全盛期の輝きがなかなか取り戻せない。そんな役柄だった。コレ、確かLester Young…

Smokin'/Greg Perry

Invictusといえば、Motownを不満タラタラで飛び出したソングライターチーム、Holland-Dozier-Hollandが設立したノーザンマナーのレーベルとして名高いが、そこでHoney Coneなんかに曲を提供してたのがこのGreg Perryというオッサン。ちなみに前作「One For T…

This Is SSSlick/SSSlick

いわゆるジャケ買い。1981年という録音時期が若干気になるものの、デーンと構えたこのオルガンのオッサンが如何にもヤりそうじゃないの、と。ところがこれが以外にやらない。いや、このオルガンのオッサンはヤるんだけれども、ギターの白人が白人然としたカ…

Dreaming A Dream/The Crown Heights Affair

黒きゃなんでも良いのかというようなラインナップになってきたが、まあ気にしないで行こう。さて同バンド、1980年代にディスコ系でヒットを飛ばし、どちらかというとそっち系のイメージが強いのだが、実はFUNKバンドとしての芸歴が長く、デビューは1974年。…

In Japan/Joe Henderson

ジャズの偉い人である。まあ普段聴かない。聴かないのだけれど、何かの雑誌だか本だかで原田和典が「ジョーヘンの事を「好き」が「大好き」になった一枚」などと絶賛していたので、あのコテコテ原田氏が言うのならと買ってみた。とは言えジャズの偉い人、1年…

Beginning Of The End/Beginning Of The End

うわ。チキショウ!amazon画像無いでやがる。一応画像だけネットから拾ってきた。地球をバックにエロそうなネエチャンがデーンと、なかなか壮大だ。前作の1stアルバム、Funky Nassauがサンプリングネタとしてアホほど定番のマイアミ産のFUNKバンド。この2nd…

そんなこんなで

4日間立て続けに音楽の事を書いたのだけれど、CDを毎日聴いているという訳ではなくて、週末の土日に1日3〜4枚。平日は気力がある日のみということで、5日間で3枚程度。これを一週間やると10本程度の感想が書けるという寸法で、基本ストックが溜まっていく。…

Please Mr.Jacson/Willis Jackson

んでまあ、そのWillis Jacksonな訳だが、これがPrestigeでのデビュー盤になるのかな?まあこういう人はそれこそ1940年代からR&B系というかジャンプ系のビッグバンドに所属してブイブイ言わせたり、単発名義でもビッグバンドを従えてシングルヒット飛ばしてみ…

EL HOMBRE/Pat Martino

「パっとマルティ〜ノ〜♪」(新興産業のCMの節で)という頭の悪い替え歌を、学生時代友人と良く歌ったものだ。それはさておき、前にも話したとは思うのだが、ワンホーンにオルガンにギターにドラムみたいな編成のジャズが好物で、Pat Martinoというギタリス…

Black Is Brown And Brown Is Beautiful/Ruth Brown

昨日はダラダラ書いて、面白い面白くない以前にそんなんじゃ続かないから今回は簡潔に。ま、続かなくてもイイんだけども。さて、今回取り上げるのは「古いR&Bのおばちゃん」の歌のアルバム。以上。ってね。それでお終いにする訳にもいかないのでサラっと。ホ…

Say My Friends/Rance Allen Group

始めちゃったら仕方ないし、たまにやる。何で一番最初がコレかというと特に理由もなくて、目の前にあったというのと、中古で買ったから開封する手間がなかったというそれだけ。ちなみに「RARE GROOVE A to Z」掲載盤なんていうと最近は通りが良いらしい。そ…

じーまでずいまー

ご無沙汰していましたとかそういう時節のご挨拶は省略する。だってドーセ誰も見てないから。見ていないから!みたいな卑屈なノリは卒業したつもりだったのだけれど、「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもの。コレが全然治らない。取り合えず最近は日常が忙…

老物語

この「はてなダイアリー」をチョロチョロと付かず離れず更新しているのは、ダラダラととりとめも無い身の上話を書きたいという欲が僕の何処かにあるからだと思う。ちなみに僕はここ以外にも幾つかblogスペースを持っているのだが、その中でも以前は比較的頻…