Gaston/Gaston

amazonさんに商品が見当たらないので、今回も画像だけ。余談だが、このアルバムの画像を探そうとGoogle画像検索で「Gaston」と打って検索したところ、ガチムチのそっち系のお兄さん画像が山ほど出てきてちょっとビビった。何か別の意味があるのかもしれない。さて1980年代のFUNKバンドである。今でこそそんな事はないが、かつては1970年代後半〜1980年代のFUNKというのは苦手な部類だった。楽器として顕著なのはシンセサーザーが入ってくる辺りという事になる。オルガン、ローズ、ムーグ辺りの音までは好物なのだけれど、シンセサイザーというのはどうにも機械的で、重みが感じられず、なかなかとっつけなかったのだ。中後期P-FUNKZAPP、CAMEOなど、その良さをシミジミ感じるようになったのは随分後だった。そんな中このGaston。確かに音作りは80年代のソレなのだが、70年代の生々しさを残した雰囲気があり、中々にオイシイ。バンドそのものがローカルバンドの域を出ていないというのも多少関係あるのかもしれい。今一つ世の流行に乗り切れていないカンジというか、当時としてのダサカッコイイ部類のバンドなんじゃないだろうか。1曲目「Mind Sticker」、4曲目「You Turn Me On」などが僕好み。あとアルバム中に2曲ほどちりばめられたバラード曲のデキが良く、歌が売りのソウルグループとして勝負してもそこそこイケてたんじゃないだろうか。